日本時間の3月27日から始める予定だった「ロサンゼルスフォトウェディング無料個別相談会」を延期したのは、日本時間26日の午前0時より全米からの入国者に対する検疫強化が始まるとの報道を、LA時間23日(土)に知ったからでした。
※この措置を「入国制限」と表している日本メディアが多いですが、実際には入国はできるため、ここでは同件について在ロサンゼルス日本国総領事館からいただいたお知らせメールの表現に従い、「検疫強化」としています。
本来は25日(水)LA発・翌26日(木)羽田着の便に乗る予定でしたが、私の帰国日と検疫強化の初日が重なるため、急きょ延期にしたわけです。この対象から外れるためにフライトを1日早めることも考えたのですが、そうしたところで日本政府が考える米国からの帰国(入国)者に対する危険度(14日間の待機要請あり)は変わらないわけで、その状態でお客様に会うわけにはいかないとの判断による延期でした。本来であればもう間もなく羽田に着陸しているはずです。ただ、2日前の日本のニュース番組で小池都知事が「海外からの帰国者による感染拡大を懸念している」とおっしゃっていたのを見て、アメリカの現状を考えればこの措置は致し方ないと思いましたし、この延期の判断は正しかったと思っています。
さて、この検疫強化の内容は以下の通りです。このページをご覧になっているのは日本の方が多いと思いますが、在米の方で日本に行く予定のある方は事前に正しい情報を入手し、帰国後の準備を整えてからご帰国ください。なお、以下の記述は総領事館からのメールをまとめています。
■3月23日、総理大臣官邸で第22回新型コロナウイルス感染症対策本部が開催され、新たに米国からの入国者に対する検疫強化が決定されました。
【内容】
日本人を含む米国全域からの入国者に対し
・検疫所長の指定する場所(自宅、宿泊施設等)で14日間の待機を要請する
・日本国内において公共交通機関を使用しないことを要請する
・本措置は、日本時間3月26日(木)午前0時(米国太平洋時間25日午前8時)以降に米国を出発し日本に来航する(した)飛行機または船舶が対象。期間は4月末日までの実施だが、期間更新の可能性あり。
【本措置に伴う厚生労働省からの呼びかけ】
米国から来航する航空機等で入国するすべての方について、健康状態に異状のない方も含め、検疫所長の指定する場所(自宅など)での14日間の待機を要請しています。また、空港等からの移動も含め電車、バス、タクシー、国内線航空便などの公共交通機関を使用しないことも併せて要請しています。こうしたことから、飛行機搭乗前に以下について確認してください。
①前記の要請がなされることを前提とし、入国後の旅程に支障がないこと
②入国前に自身で入国後14日間の滞在先(特に外国人の場合は自宅がないので宿泊施設)を確保していること
③空港から滞在先への移動のために、公共交通機関以外の手段を確保していること
※空港から待機場所までの移動には公共交通機関を利用できません。自家用車やレンタカーなどの移動手段の確保を事前に行ってください。
以上です。以下のサイトで最新情報を入手してください。
厚生労働省ウェブサイト
外務省海外安全ウェブサイト