高台からピアを望んだ風景。この日はちょうど夕暮れ時にサンクレメンテに到着しました。
ピアの前には芝生の小さな広場があります。芝に寝そべって本を読んだり、ベンチに座って会話を楽しんだりと、ゆったりした時間が流れているのがサンクレメンテの魅力です。
二人で夕日を眺めている男女、とても素敵ですね。左に見えているのがサンクレメンテピアです。
広場とピアの間に長距離鉄道（Amtrak）が走り、ピア入り口にはサンクレメンテ駅があります。
駅周辺にはたくさんのヤシの木が植えられ、南カリフォルニア感にあふれています。この日は残念ながら電車に遇いませんでしたが、電車が通るとなかなか絵になるシーンになります。
夕暮れ時の空気は少しひんやりしていましたが、砂浜に椅子を持参し海を眺めるアメリカ人がいました。これが彼らの日常なのでしょう。
散歩する人、ランニングする人…
とても美しい夕暮れを目の当たりにしています。
ピアの下をくぐり
反対側に出ました。陽が沈んでいくとともに、どんどん暖色の世界が広がっていきます。
ピア側に目を移すとこの美しさ。波を吸った浜辺がウユニ塩湖レベルに空を反射していました。
陽が沈む前にピアに上がりました。入り口左右にはレストランがあり、一時期私は右側のオイスターバーによく通いました。
ピアから見たオイスターバー。大海原を見ながらの食事とは優雅です。平日（月～金）の午後4時～7時までハッピーアワーを開催しており、この時間帯に来れば値段を気にせずたくさんオイスターを食べられます。
まるで置き物のようにじっと並ぶカモメ（笑）を横目に
ピアの先端に向かいます。
振り返ると、反対側にはたくさんのヤシの木と美しいスペイン風建物が見えています。
これがピアから見た夕日。周りにはあまり人がおらず、波と風の音しか聞こえません。じっと眺めていると神聖な気持ちになります。
再び砂浜に戻り、ピアの先に沈む太陽を眺めています。
反対側も…。あまりの美しさに、余計な言葉は要らない気がしました。
最初の広場に戻ってきました。南カリフォルニアの夕焼けは、冬がとてもきれいです。太陽が沈んで十数分してから一気に美しさが広がる気がします。それがこの写真。
空が真っ赤に燃えています。典型的なカリフォルニアのイメージを具現化した風景。もう20年弱こちらに住んでいますが、今でもこの風景を目にすると感動します。
ローカル色が強いビーチですから、平日はあまり人がおらず、ゆったりとした時が流れています。この日はたまたま訪れたのが夕暮れでしたが、他のビーチでもご紹介したように、真っ青な空と海がきれいに映える昼間の撮影も最高です（逆に言えば、他のビーチの夕暮れもこんな感じに見えます）。撮影は芝の公園、駅周辺、砂浜、ピアの上で行いますが、枚数や背景のバリエーションを考えるともう１カ所撮影場所に加えてもいいと思います。実際弊社のお客様は、同じオレンジカウンティーにあるサンファンキャピストラーノやカーサ・ロマンチカとセットにされる方が多くおられ、その方がウェディングフォト撮影（フォトウェディング、前撮り・後撮り）としては面白みのあるアルバムに仕上がります。
サンクレメンテピアの紹介動画
（下の写真をクリックしてください）
