Balboa Park, San Diego
バルボアパーク
園内にある「Alcazar Garden」から望むパークのシンボル的存在「California Tower」。アメリカにいるのを一瞬忘れてしまうようなヨーロッパ的な光景です。「California Tower」の横には、「San Diego Museum of Man」という博物館が隣接しています。
きれいに区画された緑の庭園「Alcazar Garden」。
園内の建物はこうした回廊でつながれているところが多く、リズムよく並んだアーチがとても素敵です。
世界的な有名作品を多数展示・保管する「The San Diego Museum of Art」。
ミュージアム前の広場にはパラソルが建てられており、人々が飲食をしたり休憩をとったりしています。こうした風景もヨーロッパ的です。
園内のちょっとした建物にも美しい装飾が施されています。
17世紀に活躍した中世の英雄「El Cid」像。広場を挟んで美術館と反対側に建立されています。
園内きっての人気撮影スポット「Botanical Building and Lily Pond」。中央の建物が植物園になっており、約2,100種の植物が展示されています(入場無料)。
壁や天井はあみのようなデザインで、この隙間から差し込む太陽光が植物の緑を引き立てています。
「Botanical Building」前には池を横切る橋が架かっており、その上でミュージシャンが演奏していました。
周辺にはさまざまな施設が隣接しており、
ちょっと歩くだけでいろいろな風景を楽しむことができます。このように、シートを敷いてランチを楽しむアメリカ人もよく目にします。彼らの右奥には、
「Casa del Prado」という建物があります。中央に広場を擁するロの字型の建物で、
中に入るとこうした装飾があったり、
何やら有名な人の像があったりと、自ずと歴史を感じます。
何の変哲もない広場でも、廊下から見るとなかなかきれいなデザインをしています。
反対側に出てみたら、このような豪華な外観でした(笑)。
その他、「San Diego Natural History Museum」や
「Casa del Prado Theatre」
「Museum of Photography」
「San Diego Museum of Man」など、いろいろな施設が建ち並んでいます。
こうした廊下や
裏庭などを通りながらそれぞれの施設を巡るのですが、広大な公園にもかかわらず、目的地まで歩くことさえ苦痛にならないほど見るものがたくさんあります。
屋外シアターの「Spreckels Organ Pavilion」には、
舞台と客席を囲むように美しい回廊があります。
ここだと、シックなウェディングフォトに仕上がりそうですね。
そして、私が目玉としているのがココ。公園中央から10分ほど歩いたところにある小さな広場です。
ここには非常にユニークな形状の木が立っています(というか這っています)。
歩道近くにあるにもかかわらず、行き交う人はあまり目をくれない様子で、
広場には誰もいませんでした。しかし見てください、この迫力!
グネグネ動いているかのような枝ぶり(幹ぶり?)ではありませんか。この木と共に撮るウェディングフォト、とても素敵ですよ。
Balboa Park Administration
バルボアパーク・アドミニストレーション
バルボアパークでウェディングフォト撮影(フォトウェディング、前撮り・後撮り)する場合、弊社では「Balboa Park Administration」にもお連れしています(1カ所扱いで追加料金なし)。バルボアパーク中心から車で数分行ったところにあります。撮影するのはこの建物の裏側にあるお庭。建物の左右から裏に回りますが、
このようなドームが数カ所に点在し、
そこをくぐって庭に入ります。
芝生の上にたくさんのヤシの木が整然と生え、真ん中に噴水を配した美しいお庭。
Administrationのちょうど裏側に来ました。
引いて見るとこんな感じです。
近くに「San Diego International Airport」(サンディエゴ国際空港)があるため、着陸する飛行機が数分おきに頭上をかすめます。ちなみに、同空港には「Lindbergh Field」(リンドバーグ飛行場)という別名があります。
園内にはこのような噴水があったり、
ちょっとした並木道があったりと、
小さいながらもきれいな背景に富んだロケーションとなっています。
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「サンディエゴで撮影するならまずココ」というくらい人気のバルボアパーク。ロサンゼルスからだと片道2時間以上かかるため、サンディエゴに滞在している時に撮影するのがいいでしょう。とはいえ、同公園は撮影しなくても訪れていただきたい観光スポット。園内にはミュージアム19館、劇場10会場、ガーデン19カ所と非常にたくさんの施設があるうえ、公園自体が広大ですので一日で回るのは不可能です。しかし、文化や芸術が好きであれば、何日かに分けてぜひゆっくり堪能してください。また、園内では無料の巡回バスが走っていたり、各種ツアーが開催されていたりしますので、事前にきちんと計画すれば効率よく回ることができます。詳細はビジターセンターで確認してください。
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