Point Vicente
ポイント・ビセンテ
ここはRancho Palos Verdesという海沿いの美しい丘陵地にあるロケーション。撮影は、「Point Vicente Interpretive Center」という施設周辺で行います。この施設には小さな郷土資料館や海洋博物館、ギフトショップなどがあり、結婚式も挙げることができます。また、周りにはピクニックエリアやトレイルもあるなど、地元のレクリエーション施設として活躍しています。
エリア内に入ると美しい公園が広がっています。その向こうに薄っすらと見えているのが太平洋。近づいてみてみると…
なんとこの迫力!
そう、断崖絶壁の上にあったのです。したがって大海原は眼下に広がっており、ほぼ90度に切り立った崖の上からの眺めは最高のひと言に尽きます。
南の方に目を向けると岬の先端に灯台「The Point Vicente Lighthouse」があります。
ここは立ち入り禁止区域で、写真を撮っている場所までしか行けないのですが、この灯台をバックに撮影することができるのが魅力。ちなみに、この灯台を背景にした写真が、
これ。この日は曇りでしたが、それはそれでシックないい感じに仕上がります。
さて、公園内は危険防止の柵が設置されておりますが、木でできており写真の雰囲気を壊さないのがありがたい。むしろいい感じです。
平日はほとんど人がいません。本当に静か。
真っ青な空と緑の公園。
ウォーキングしたり、
冬から春にかけては、センターからクジラを眺めている人がいたり。
崖の上ですので海辺で撮影することはできませんが、緑の中で大海原をバックに雄大な写真を撮ったり、絶壁を背景に迫力ある写真を撮ったりと、緩急のある写真を撮影することができます。
Terranea Cove
テラネアコーブ
次は「Terranea Cove」です。ここは「Terranea Resort」という高級ホテルを抜けていくビーチ。車を停め、徒歩でビーチに降りていきます。写真左側は、
このようになっており、ちょうど真ん中あたりにある小道の先に目的のビーチがあります。
右側に海を見ながらその小道を進んでいきます。
突き当りの小さな橋を渡って、
左を見ればカヤックレンタル。そして右を見ると、
人気(ひとけ)のないビーチです。上の写真からもわかるように、断崖絶壁の下にひっそりとあるのです。
浜に近づいてみると、砂ではなく、
大小さまざまな石が転がっています。ロサンゼルスでは珍しいビーチです。海に向かって左側に
崖があり、近づくと、
上がっている人がいます。
実際の上り下りはこんな感じ。自然のままなので、足元に気を付けなければなりません。
上に上がると
少し開けたスペースがあり、そこから景色を眺めたり、腰を下ろして休んだりしています。行けるのはここまでです。
下に目を向けると洞窟があります。といっても、奥が見えるほど浅い洞窟なのですが、実はここはスピリチュアルスポットなのです。潮が引いてれば入ることができますが、入り江になっているため波が激しく、軽装かつ自信がないと困難です。
海に目を向けるとこのような風景…、落ち着きます。
上からの光景。向こうに見えるのが今歩いてきた「Terranea Resort」です。波が打ち寄せる度に小石がこすれあって「ゴロゴロゴロ」と音を立てているのが印象的な小さなビーチです。
Royal Palms Beach
ロイヤルパームズピーチ
最後はここ「Royal Palms Beach」です。同園の魅力はその名の通り、
「ここハワイ?」と思えるほど見事に生えそろったヤシの木。
大空にすっと伸びる木があれば、
南国の島のように海に向かってぐわぁ~んと湾曲して伸びている木もあります。この形状はロサンゼルスでは珍しいです。
見上げると迫力ありますね。
崖側には別のユニークな木が生えています。
こんな感じだったり、
こんな感じだったり。
海辺ギリギリにこれほど見事なヤシの木があるところはなかなかありません。とても迫力があり、背景のバリエーションが豊かです。
冒頭にもあるように、これら3か所のうち2カ所までを1カ所扱い(3カ所撮影で2カ所扱い)として撮影いたしますので、なかなか贅沢かつお得なフォトツアーとなっています。それぞれが近くにあるため、複数個所でも無理なく撮影することができます。写真からも分かるように、同じ海辺とは言え「断崖絶壁の上」「岩と小石のビーチ」「群生するヤシの木ビーチ」と三者三様のロケーション。どこも個性豊かで、ウェディングフォト撮影(フォトウェディング、前撮り・後撮り)の背景としては盛りだくさんです。
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