【ESTAを忘れずに】
2009年1月以降、ビザなしで渡米する場合、事前に電子渡航認証システム(ESTA:Electronic System for Travel Authorization)を通じて認証を得ることが義務化されています。申請は、米国国土安全保障省(DHS)が管理するESTAのウェブサイトから行い(サイトの日本語設定可能)、この方法以外での申請はできません。何も問題がなければほぼその場で「承認」が出ますので、質問事項に対して正確に回答してください。
<申請の手順>
免責事項に答える
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申請者の情報を入力する
↓
個人情報を入力する
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旅行情報を入力する
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適格性に関する質問に答える
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申請内容の確認
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支払い
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申請番号の受領と記録
↓
申請に対する可否の返答受領
■ESTA申請についての注意点
・料金:14ドル(クレジットカードもしくはペイパルでの支払いのみ)
・有効期間:2年
※期間中は何度でも渡米でき、その都度ESTAを申請する必要はありません。
※パスポートの有効期限が2年未満の場合、ESTAの有効期限はパスポートの期限と同じになります。
・1回の最長滞在期間:90日
・申請期日:日本出国の72時間前まで
※申請結果が「保留」や「不承認」となる可能性もあるため、渡米が決まったら早めの申請が得策です。
・ESTAの申請を忘れると、アメリカ行きの便に搭乗拒否されます。
・「保留」の場合、72時間(3日)以内)に回答が来ることになっています。「不承認」になった場合はアメリカ大使館でビザを取得しなければなりません。
・グループ申請も可能です。質問には個々が答える必要はありますが、申請者全員が一つのグループとしてまとめられ、ひとつのグループIDを発行。全員分まとめての支払いも可能です。
・代理申請は可能です。インターネットやオンライン申請に慣れていない人や自信がない人は、信頼のできる誰かに申請を代行してもらっても構いません。旅行代理店などに依頼してもいいでしょう(代行費が発生します)。
■ESTA申請時の質問事項
事前に以下の答えを準備しておくとスムーズに申請できるでしょう。なお、質問事項は2019年4月現在のものです。最新の質問は変わっている可能性がありますのでご了承ください。
【申請者の情報】
・姓名
・性別
・⽣年⽉⽇
・出⽣した市区町村名
・出⽣国
・パスポート番号
・発⾏⽇
・発⾏国
・有効期限
・市⺠権
【別の市民権・国籍】
・あなたはどこか他の国の市⺠あるいは国⺠ですか?(はい・いいえ)
・これまでにどこか他の国の市⺠または国⺠だったことはありますか?(はい・いいえ)
・Eメールアドレス
【個⼈情報】
・他の名前または別称を通⽤していますか?(はい・いいえ)
・どこか他の国から、これまでに渡航⽤のパスポートまたは国家⾝分証明書を発給されたことはありますか?(はい・いいえ)
【あなたの連絡先情報】
・住所
・電話番号(国番号含む)
・ソーシャルメディア(オプション)
・GEメンバーシップ
・あなたはCBP Global Entryプログラムのメンバーですか?(はい・いいえ)
【両親】
・姓名
・姓名
【勤務先情報】
・現在または過去に勤務経験がありますか?(はい・いいえ)
・役職名
・雇用主名
・住所
・電話番号(国番号含む)
【申請者情報】
・⽶国への渡航⽬的は、他国へ乗り継ぐ ためですか?(はい・いいえ)
【米国内の連絡先情報】
・姓名
・住所
・電話番号
【米国滞在中の住所】
・住所
【米国内および米国外の緊急連絡先】
・姓名
・Eメールアドレス
・電話番号(国番号含む)
【旅行情報】
①あなたには⾝体もしくは精神の疾患がありますか、あるいは薬物乱⽤または中毒者ですか、または現在次の疾病 のいずれかを患っていますか?(はい・いいえ)
・軟性下疳
・淋病
・⿏径部⾁芽腫
・ハンセン病
・⿏径リンパ⾁芽腫
・梅毒
・活動性結核
②あなたはこれまでに、他者または政府当局に対して、所有物に甚⼤な損害を与えるか重⼤な危害を加えた結果、 逮捕または有罪判決を受けたことがありますか?(はい・いいえ)
③あなたはこれまでに、違法薬物の所持、使⽤、または流通に関連するいずれの法規に違反したことがあります か?(はい・いいえ)
④あなたはテロ活動、スパイ⾏為、破壊⼯作、または集団虐殺に参画しようとしたり、あるいは参画したことがありますか?(はい・いいえ)
⑤あなたはこれまでに、あなた⾃⾝または他者⽤のビザを取得するため、あるいは⽶国に⼊国するため、詐欺⾏為または不正代理⾏為を犯したことはありますか?(はい・いいえ)
⑥あなたは現時点で、⽶国での就労を探していますか、または過去に⽶国政府の許可なく、⽶国で雇⽤されていたことがありますか?(はい・いいえ)
⑦あなたはこれまでに、現在使⽤中あるいは過去に使⽤していたパスポートを⽤いて⽶国ビザを申請した際、否認 されたことがありますか、あるいはこれまでに⽶国への⼊国を拒否、あるいは⽶国⼊国地での⼊国申請を取り消 されたことがありますか?(はい・いいえ)
「はい」の場合︓ いつ?どこで?
⑧あなたはこれまでに、⽶国政府が許可した滞在許可期間を超過して、⽶国に滞在したことがありますか?(はい・いいえ)
⑨2011年3⽉1⽇以降、イラク、シリア、イラン、スーダン、リビア、ソマリアまたはイエメンに渡航または滞在 したことがありますか?(はい・いいえ)
【国外運転免許証】
ロサンゼルスには公共交通機関はたくさんありますが、決して利便性に優れているわけではありません。そのため、レンタカーを借りて自分で好きに行動する旅行者も多くいます。
海外で運転をする場合、日本の公安委員会発給の「国外運転免許証」(通称、国際免許証)を渡米前に取得しておく必要があります。日本で運転免許証を持っていれば、書類申請だけで取得できます。申請は、各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センターや運転免許試験場などで行います。ほとんどの場合即日発行となりますが、警察署で発行を受ける場合は2週間程度かかる場合があるため、渡米までの日数に余裕をもって申請してください。
なお、レンタカー会社によっては国際免許証のほかに自国(日本)の運転免許証の提示も求められる場合があります。念のため持参してください。また、海外では国際免許証はID(身分証)としては認められません。飲酒の際の年齢チェックや、飛行機の搭乗時およびクレジットカード利用時などのIDチェックの際にはパスポートを提示してください。
【渡米前の現地情報収集先】
ロサンゼルスに来る前にあらかじめ現地情報を収集しておくことは、旅行を円滑に進めるために大いに役立ちます。以下、ロサンゼルスのローカル情報を提供しているメディアや団体を紹介します。
▼雑誌「ライトハウス」
創刊30周年を迎えるロサンゼルスの有名日系雑誌。月2回の発行で、ロサンゼルス在住の日本人に向けて、詳細なローカル情報を提供しています。日米社会に切り込んだ硬派な特集記事から、文化、グルメ、教育、仕事、福祉、エンターテインメント、旅、暮らし、ビザなど多彩なトピックの記事を掲載。ウェブサイトも充実し、これらの記事はほとんどウェブ上で読めるほか、バックナンバーもすべて無料で閲覧できます。さらに、ロサンゼルス版以外にサンディエゴ版、シアトル・ポートランド版、ハワイ版も発行しており、各所の情報収集にも役立ちます。実際の雑誌は、日系のスーパーやレストラン、ショップなどで無料配布しています。
・ロサンゼルス版
・サンディエゴ版
・シアトル・ポートランド版
・ハワイ版
▼週刊「LALALA」:ロサンゼルスのローカル情報を提供するタブロイド判情報紙
▼US FrontLine:全米をカバーする日系誌
▼羅府新報(Rafu Shimpo):1903年創刊。ロサンゼルスに本拠を構える歴史のある邦字新聞
▼日刊サン:ロサンゼルスに本拠を置く無料のタブロイド版邦字新聞
▼びびなびロサンゼルス:街の生活情報サイト
▼ロサンゼルスタウン:街の生活情報サイト
350 S. Grand Ave. #1700, Los Angeles
☎213-617-6700
営業時間:平日午前9時30分~午後4時30分
※正午から午後1時は昼休み