メルローズはファッションと芸術が混在。いたる所にある大小さまざまなアートが、訪れる人の目を楽しませてくれます。
かわいい配色の店舗や
木の壁がオシャレなホテル、
気さくな飲食店などが並んでいます。
通りを挟んで反対側を見ると、こんな感じだったり、
こんな感じだったり。
ただ、あまりきれいとは言い難い所も点在しており、旅行写真であれば問題ありませんが、ウェディングフォトととなるとスポットの選択が重要となります。
フォトグラファーとして最近思うのが、ウェディングフォトの背景として考えた場合、正直メルローズはオススメしにくいということです。私個人の感想ではありますが、メルローズはストリートの雰囲気があまりオシャレではなく、ウェディングフォトの背景として意識するのであれば「Abbot Kinney」(アボットキニー)の方が断然ステキです。ただし、メルローズにはアボットキニーとは違った印象のウォールアートが多くありますので、それらをバックに撮影するとこの地の良さが出てくると思います。
超有名インスタスポットとなった「Paul Smith」(ポールスミス)。南カリフォルニア特有の青空にきれいに映えるピンクがとても印象的です。以前はここでの撮影はOKでしたが、今では一眼レフでの撮影は禁止されており、携帯電話のカメラのみの使用が許可されています(プロによる撮影は不可)。
Paul Smith前のカフェ。ここの壁にもウォールアートがあります(約3カ月ごとにデザイン変更されています)。
その他いろんなウォールアートがありますので、以下いくつかご紹介します。
このレインボーは数年前までとても有名でしたが、今はアート自体の色が褪せ(誰もメンテしていないのでしょうか…)、ここで撮影している人はまばらです。
しかしこの羽は健在。今も結構人が集まっています。ピンク系は人気なのでしょうか。
正面からだとこんな感じ。
横道にもアート。いい感じのアメ車が停まっていました。
NBA好きにはこれ、
音楽好きにはこれとか、
これ。
カラフルでかわいいデザインのアートもあります。モノポリーですかね?
このような意味深なアートもあります。
広告から芸術タイプまでいろんなウォールアートを楽しむことができるメルローズ。こうやって描いていくんですね。
何げない街角はやっぱりステキ。
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インスタグラムの普及とともに、ファッション目当て以外の人たちが「インスタ映え」を求めて多く訪れるようになったメルローズ。ウェディングフォト撮影(フォトウェディング、前撮り・後撮り)するとなると、街の雰囲気を背景にするよりウォールアートをバックに撮る方が多くなります(そして、その要望は多いです)。ストリート自体は長く、その中にアートが点在しているため、全部を回るには時間と労力がかかってしまいます。そのため、あらかじめお目当てのポイントを厳選して撮影するのが効率的となります。
メルローズアベニュー紹介動画
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