これだけで感動してしまうレベルの大自然。見渡す限りの大平原の向こうには、地球の息吹を感じる岩山が山脈のように連なっています。
地面に降りるとこのような風景が広がっています。
公園の名前は、当地に群生するこの木「ジョシュアツリー」(Joshua Tree)に由来しています。しかしこの名前は通称で、正式名称は「Yucca」(ユッカ)といいます。
乾いた大地に自生しているジョシュアツリー。圧巻の風景です。
その昔、夏の熱気の中で奇妙な形をしたこの木々がゆらゆらと西方に向かって手招きをしているジョシュア(モーゼの後を継いだ人物で、聖書に出てくるヨシュアのこと)に見えたことから「ジョシュアツリー」の名が付いたそうです。なるほど、人が手招きしているようにも見えますし、両手を広げて天を仰いでいるようにも見えます。
ジョシュアツリー以外にもいろんな植物が自生しています。そのほとんどがサボテンのような植物で、歩いていると鋭い針のようなトゲにチクチク刺さることがあります。
かなり鋭いトゲが生えています。自然のものとは思えないほど硬くて、まるで魚の骨のようです。
花屋で売っているかのような可愛らしいサボテンとその花。和みます。
赤いシロツメクサのような愛らしい花も。雨がたくさん降った翌年の春にはたくさんの野生の花が咲き誇ります。
この公園で有名なのは、ジョシュアツリーと特異な形状を保った巨岩群。
あらためて辺りを見渡すと、まるでどこか別の惑星にでも来たかのような錯覚に陥ります。
突然雲が広がってきて、奇石がさらに奇妙に見えてきました。
これらの巨石や岩山は、約1億年前に冷え固まったマグマが地下水の浸食により形成され、それが地上に隆起したものだそうです。この独特の地形が、訪れる人をまるで別の惑星にいるような錯覚にさせるのです。
真っ青な大空と真っ白な雲。
その下にはユニークな形状の岩と樹木。
太陽が沈んでいくとともに、
昼間とは違った幻想的な風景となり、
そのうち空も地上も美しすぎる赤みを帯び始め、
最後はまるで炎に包まれたような感動的な夕暮れを迎えます。私の経験上、この色は日が暮れた直後の10~15分程度しか現れません。まさに自然に畏怖を感じる光景です。
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ジョシュアツリー国立公園は、ダイナミックなアメリカの大自然を体感できる素敵な場所。グランドキャニオンやヨセミテ、イエローストーン、ザイオンなどと比べると日本人からの知名度は低いのですが、やはりアメリカの国立公園だけあって迫力は抜群です。また、ロサンゼルから日帰りで行けるというアクセスの良さも魅力的。ロサンゼルスに来られた際は、ぜひウェディングフォト撮影(フォトウェディング、前撮り・後撮り)の候補に入れていただきたいところです。ちなみに、ここから1時間ほどのところにあるパイオニアタウンとのセット撮影がオススメです。
ジョシュアツリー国立公園の紹介動画
(下の写真をクリックしてください)
ジョシュアツリー国立公園がロケ地になっているPV、テレビCMはこちら
Peyton List, Cannon/ Don't Cry feat. Cannon | Album: Don't Cry
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大島優子 × ポカリスエット 「ジョシュア・ツリー国立公園編」
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