ビクトリアビーチの入り口は住宅街の中にあるため、専用駐車場はありません。少し離れた所（ストリートパーキング）に停めて歩きます。
真っ青な海が広がる静かビーチ。観光地ではないので平日は人があまりいません。
向こうの岩場に行ってみましょう。
するとステキな塔が建っています。これが「Pirate Tower」（海賊塔）。と言っても正式名称ではなく、見た目から人々がそう呼び始めたそうです。
この塔は、1926年にウイリアム・Ｅ・ブラウンというロサンゼルスの上院議員が、崖の上にある自宅とビーチを結ぶ階段として建設しました。ですからよく見ると
塔の先端が崖とくっついています。あそこから階段に入り上下を行き来するのです。
塔の根元には扉があり、そこから地面まで7～8段の階段が出ています。
鉄格子の扉から中をよく見ると、細い螺旋階段が上に延びています。現在、塔自体は個人所有のため立ち入り禁止です
塔の周辺は岩場になっており
複雑に入り組んだ形状のため、波がとても高く打ちつけるのが特徴です。
砂浜が多い南カリフォルニアですが、ここをはじめとしたラグナビーチエリアは美しい岩場が多く
特にビクトリアビーチはこのミステリアスな塔のおかげで、ウェディングやエンゲージメント撮影でよく使われています。
この場所は波がかなり高いうえ満潮時には塔のすぐ下まで水が来るため、撮影は干潮時のみとなります。しかしこの独特の風景は、ロサンゼルス広しといえどもここにしかありませんので、ウェディングフォト撮影（フォトウェディング、前撮り・後撮り）ロケーションとしては人気があります。夕暮れ時に撮影するととてもドラマチックに仕上がりますよ。
ビクトリアビーチの紹介動画
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