園内にはたくさんの孔雀が自由に闊歩しており、それも同公園のユニークさのひとつ。凛々しい孔雀がお出迎えです。
中に入るとまた別の孔雀が。ホント、カッコいいです。
広々とした芝の広場があり、絵画に興じる人がいるなど終日のんびり。広場の奥には、
ガゼボがあります。ここでおふたりの写真を撮るのもいいですね。
園内は国や地域で区分され、各エリアで生息する植物が植えられています。これはバナナの林。
以下、各エリアで撮ったユニークな植物をご覧ください。
迫力のある木々をこれだけ一カ所に集めた植物園はLAにはほとんどありません。こうした背景をバックにウェディングフォトを撮影しているご自身たちを想像してみてください。特別感があり素敵ではありませんか。
ジャングルのほとりに池があり、その向こうに美しい建物が見えています。
これは「Queen Anne Cottage」と呼ばれる建物。1885~86年にかけて建築され、1980年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に認定されています。敷地内に入れ、ここでも撮影することができます。
「Queen Anne Cottage」の前には背の高いヤシの木が群生。圧巻です。
池の水面に写った美しい木々。
個人的にオススメのオレンジ畑。
シーズンになるとたくさんのバラが咲き誇るバラ園(時期がずれると緑の庭園…笑)。
いきなり和のテイスト。立派な竹林もあり、
木漏れ日が入るととても神秘的。アメリカ人には人気のスポットです。
その他、ハワイなどの熱帯の島に自生していそうな
ユニークな木もあります。
これは「Coach Barn」。納屋として作られた建物で、
現在、中では馬車や荷台が展示されています。この建物も歴史的建造物に指定されています。
さて、撮影者として私がこの公園が好きな理由は、このような
かわいい森の小道がたくさんあるからです。
立派にそびえる木々の間を縫って走る小道…
どこも落ち着いた雰囲気で、個性的な樹木の形状が独特の雰囲気を作り出しています。
アメリカの田舎を彷彿させる小道もあれば、
石畳の小道があったり。どこも絵になります。
その他、ひっそりと茂みに隠れた木製ベンチや、
古めかしい井戸、
涼し気な音を立てて水が落ちる「Mayberg Waterfalll」(メイバーグの滝)など、とにかく背景が豊富なのです。
さらに、こんないかしたスポットも!
これは1970年に閉鎖された鉄道の駅「Santa Anita Depot」。元あった場所から移動し、現在はここで展示(保存)されています。
そして最後はやはり孔雀。タイミングよく羽ばたいてくれました(笑)。
これ以外にもまだたくさん見どころがあるのですが、残念ながら広すぎて紹介しきれません。実際の撮影となるとあらかじめ撮影ポイントを決め、各スポットを移動しながら撮ることになります。平たんなところが多いので移動範囲を狭めれば歩いて回ることは可能ですが、夏は暑さがすさまじく体力を消耗するため、公園にカートを出してもらうことが可能です(有料)。真っ青な海やオシャレな街並みといったロサンゼルスっぽさはありませんが、逆に普段はお目にかかれないダイナミックかつユニークな背景がたくさんあるため、普通とは違った特別感のあるウェディングフォトを撮影することができます。ちなみに、アメリカ人には人気の撮影ロケーションです。
アーボリータムの紹介動画
(下の写真をクリックしてください)
Los Angeles County Arboretum and Botanic Gardenがロケ地のPVはこちら
Music video by Katy Perry performing Roar. (C) 2013 Capitol Records, LLC