【ロサンゼルスの気候】
「ロサンゼルスは年中温暖で過ごしやすい」とよく言われますが、まさにその通りです。年間平均気温は約20℃。快適そのものです。そのため、日本のようにはっきりした四季はありません。
■夏場
・最高でも30℃前後ですが、たまに35℃、ひどい時には40℃近くまで上がることがあります。ただ、湿度が低いことから日影に入るととても涼しく、日本のように肌にまとわりつくような湿気はありません。
・服装は基本的には短パン&Tシャツ&(ビーチ)サンダルで十分です。
・日差しが強いので、サングラスの着用や日焼け止めの塗布は重要です。
・乾燥しているためこまめな水分補給を心がけてください。
・海岸近くでは朝晩ひんやりすることがあるため、パーカーやトレーナーなどはあった方が安心です。
・ロサンゼルスのレストランや映画館、ホテルなどは冷房が強すぎるところが多く、日本人には寒いことがよくあります。こうしたところに行く予定があれば、簡単に羽織れる上着を持参するといいでしょう。
■冬場
・朝晩冷え込む日があり、気温がひと桁になる場合ももあります。
・基本的に日本の春先のような服装(上は長袖、下は長ズボン)でOK。ただし寒い日もあるため、少し厚手のジャケットがあれば安心です。
・11月~3月は雨季となります。とは言え、ほとんど雨が降らないのがロサンゼルス。そのせいで雨傘を販売しているところはあまりありません。日本から折りたたみ傘を持参すれば心強いでしょう。
【ロサンゼルスの気候データ】
アメリカでは、基本的に温度はすべて華氏(℉)で表示されます。テレビやインターネットの天気予報でも華氏表示のため、日本人にはいったいそれが摂氏(℃)何度なのか検討がつきません。上の表では両方の温度で表示していますので、そこから大体の摂氏を想像してください。
ちなみに、きちんとした摂氏・華氏の換算式はありますが、暗算でするには少々ややこしいため、
(華氏-30)÷2=大体の摂氏
と覚えてください。例えば68℉は、(68-30)÷2=19℃となります。実際の68℉は20℃ですので、これに近い摂氏値になります。なお、正確な計算方法、および日米で異なるその他の単位表示については、こちらをご覧ください。
【サマータイム】
アメリカには夏時間(Summer TimeあるいはDaylight Saving Time)があります。夏時間は日照時間帯を有効利用する目的で時間を1時間進める制度で、現地時間の3月第2日曜日から11月第1日曜日がその期間に当たります。この制度のおかげで6月から8月は午後8時半くらいまで明るく、たくさんの時間を屋外観光に割くことができます。逆にサマータイムが終わると午後4時を過ぎると暗くなりますので、屋外観光のスケジュールは旅行日程がサマータイム中か否かを考慮して組み立てるのがいいでしょう。
■サマータイムの設定方法
・期間:2020年3月8日(日)午前2時から11月1日(日)午前2時まで
・開始設定:3月8日午前2時になった時点で、時計を1時間進ませ午前3時にする
・終了設定:11月1日午前2時になった時点で、時計を1時間戻して午前1時にする
※ただし、スマートフォンなどは自動的に時間調整を行うため手動による設定は不要です