新型コロナのワクチン接種1回目、昨日受けてきました。打ったのはファイザー製。接種後24時間以上経った今、副反応的なことは起こっていません(腕の痛みはあります)。
ワクチンについてはいろんな懸念が言われているのは知っています。だから不安がないわけではありませんでした。ただもうこの状況ですから、コロナの収束にはワクチン接種しかないだろうという思いの方が強かったです。
世界一の感染大国ですから、自分はどっかのタイミングで感染していたんじゃないかとも思っています。実際昨年2月末から3月にかけてベガスで行われたフォトの大規模イベントに参加し、何百何千という人に埋もれて1週間過ごしていました。今考えると、その時点でおそらくアメリカでもかなり蔓延していたはずです。でもソーシャルディスタンスなんて言葉は知らなかったし、マスクを着用するのは犯罪者だけでしょ?くらいにしか思っていませんでした。いろんなものを触った手で平気でハンバーガーを食べていましたし。
当時日本ではすでに連日コロナの話題で持ちきり。それを正直私は「日本騒ぎすぎ。ちょっと異常じゃない?」と冷めた目で見ていました。
それがあれよあれよと言う間にアメリカでの感染者が増加。ほどなくして世界一の感染大国になりました。それにより社会活動は一時ストップ。あれほどひどかった交通渋滞も嘘のようになくなりました。ロサンゼルスの空気がきれいになったほどですからね。
予定していた日本帰国をキャンセルし、日本からのお客様の渡米も3/3を最後に完全ストップ。こんなこと本当に起こるんだと思いました(誰もが思ったでしょう)。
昨年末から今年の年始にかけて一時期万単位で新規感染者が出ていたロサンゼルスですが、昨年末から始まったワクチン接種のおかげか1月中頃から激減。今日4/14発表の新規感染者は411人と大阪の半分以下になっています。ここ1週間の平均も500人半ばですから劇的な好転です。
素人なのでハッキリしたことは言えませんが、やはりワクチン接種の広がりによるんじゃないかと思っています。でないとここまで急激に減らないと思います。日本と同じように自粛疲れ的になって人は動いていますからね。
さて、今回の接種で思ったこと。
●予約が超簡単!
●接種管理アプリが優秀!
●接種自体も簡単かつスピーディー!
●ワクチンを選べる!(←これ一番驚いた)
今はJ&Jが一時中止になっていますが、私が予約した時はそれも選べました。自国でワクチンを作っているため自由度が高いのだとは思いますが、やはり日本とは根本的な対応やシステムが違うんだろうとも思います。ビジネスの閉鎖決定も生活給付金の配布もワクチン開発もその接種も、アメリカは何もかもが早い。賛否は分かれるかもしれませんが、こうした危機下ではスピード感と思い切りが必要だと思います。
日本にも早くワクチンが行き渡ればいいなと切に思っています。