3月の撮影は、月初に1組あった以降、全てキャンセル(あるいは延期)となりました。本日撮影予定だったご夫婦は、「自宅待機命令」の発令により中止いたしました。苦渋の選択ではありましたが、お客様の健康が最優先ですし、法令違反として罰金や禁固刑の可能性もあるからです(Safer at Home Order違反は罰則の対象です)。
さて今日の情報ですが、撮影による新型コロナの感染拡大に関して、ロサンゼルスでは「Safer at Home」と「Social Distancing」というふたつの言葉がよく登場します。「Safer at Home」はこれまで何度か説明していますが「自宅待機命令」のことです。一方「Social Distancing」は日本語では何というのか私には分からないのですが、感染症の拡散停止あるいは減速を目的に、社会生活において人同士の接触距離を確保することです。ただ、「Social Distancing」には以下のように細かなガイドラインがあります。
●石鹸を付けて少なくとも 20 秒以上手洗いをする
●咳やくしゃみをする時は口を押える(カバーする)
●体の具合が悪ければ(病気であれば)家で待機する
●自分の顔を触ることを避ける
●集団を避ける(少なくとも他人との距離を 6 フィート=約 1.8 メートル以上確保する)
●他人がいる屋外にいる時間を短縮する(たとえ6 フィート以上あっても)
一方「Safer at Home 」は罰則規定のある法令で、「Social Distancing」をさらに厳格化したものと考えてください。基本ガイドラインは、「Social Distancing」に加えて
●自宅で待機する(外に出ず、他人との接触をやめる)
●必要不可欠なサービスを受ける時のみの外出に限定する
●他人との距離は 6 フィート(約 1.8 メートル)以上確保する
●集団にならない
というのが基本です。