久しぶりのアップです。
本日、ハリウッドのすし屋のメニュー撮影に行ってきました。
その帰り、夕暮れ時にダウンタウンロサンゼルスを横切りました。
いつも通っているところですが、あらためて見るととてもアメリカ的で素敵だなぁと。
ふと、あまり気負わず気楽にブログ更新していこうと思いました。
これからはなるべくビデオを合わせてアップしていきますね。
ウェディングカメラマンの
ロサンゼルスブログ
久しぶりのアップです。
本日、ハリウッドのすし屋のメニュー撮影に行ってきました。
その帰り、夕暮れ時にダウンタウンロサンゼルスを横切りました。
いつも通っているところですが、あらためて見るととてもアメリカ的で素敵だなぁと。
ふと、あまり気負わず気楽にブログ更新していこうと思いました。
これからはなるべくビデオを合わせてアップしていきますね。
【前説】
ロサンゼルスには、インスタスポットがたくさんあります。
まさにインスタ映えの聖地です。
今話題のウォールアートについていえば、ロサンゼルスには結構前からいろいろありました。
その多くがおしゃれなストリートやアーティストがたくさん住む町で見られますが、最近ではちょっとした店の横やモール内、辺鄙な街角なんかでも見受けられます。
私は絵画に詳しくありませんが、特徴はビビッドな赤、濃い緑、鮮やかな黄色といったカラフルな色使いに尽きると思います。
ロサンゼルスは年中青空が広がりますので、空を背景にするとさらに鮮やかさが増す感じがします。
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今回は、ロサンゼルスでもおしゃれストリートとして名高いAbbot Kinneyのインスタスポットです。
この通りに軒を連ねる店舗は、アパレルにせよレストランにせよカフェにせよ雑貨にせよ、オーガニック系の店が多いのが特徴。
町行くローカルの人たちも自然派が多いような気がします。
奇抜な衣装を着ている人は皆無で、自分の好みに合ったナチュラルな格好で往来しています。
その誰もがおしゃれなこと…。
ここに今となっては超有名な「Love Wall」があります。
カラフルなハートがぎっしり描かれたウォールアートで、これを目当てに訪れる人は少なくありません。
私のお客様も指定される方がおられますが、人気があるだけあって、やはり写真映えするのです(笑)。
カップルでもよし、女性一人でもよし、女友達とでもよし。
もちろん、男性同士でも最高にキュートな写真に仕上げてくれるマジックアートです。
下の場所のリンクを着けておきますので、Abbot Kinneyを散歩がてら寄ってみてください。
MAP: https://goo.gl/maps/GYMwWzgxWzo
※Santa ClaraとS. Irving Tabor Ctの角の壁です。グーグルマップのストリートビューで見るとLove Wallは描かれていないのですが、確かにここですので行ってみてください。
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竹部茂教/たけべしげよし
Shigeyoshi Takebe Photography
http://www.shigie.com
info@shigie.com
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シアワセの言葉「Congratulations!」
屋外でウェディング撮影をしていると、新郎新婦は町行く人から「Congratulations!」と笑顔で声をかけられます。
もちろん日本でもあるでしょうが、アメリカではほぼ例外なく声をかけられ、人出の多い町やストリートでは数時間の撮影でざっと20回、多ければ30回は声がかかります。
もとから気さくという国民性もあるでしょうが、人の幸せには声を出して祝福を述べるのがアメリカ文化なのです。
「Just got married? Congratulations!」(今日結婚したの?おめでとう!)
新婦に対して「You are so beautiful!/ amazing!」(あなたとても美しいわ)
新郎に対して「You are a lucky guy!」(こんなに素敵な奥さんで、君はラッキーな男だ!」
少し歩けばこうした声が頻繁にかかりますし、中には
「周りにいる人みんながあなたたちを祝福しているわよ」
「これからたくさんの幸せをつかんでちょうだいね」
と、なかなか日本人には思いつかないことを言ってくれます。
信号待ちをしていると、「ププー!」とクラクションが鳴ります。
注意されているのではなく、ドライバーが「Congratulations!」と伝えているのです。
声をかけてくれるのは、老若男女を問いません。
小さな子供が、親とつないだ手を放してわざわざ新郎新婦の前に走ってきて「Congratulations!」と言ってくれたこともありました。
道端に座ったホームレスの方も「結婚おめでとう」と言ってくれます。
いかついおじさんも、タトゥーだらけの不良っぽい若者も、みんなみんな。
日本からお越しの新郎新婦には、「街を歩けばいろんな人からおめでとうと言ってもらえますので、笑顔で『Thank you』と答えてくださいね」とお伝えしますが、さすがにこれほど頻繁に声をかけれられるとは思っていないようで、本当に驚かれます。
でもやはり言われるととてもうれしく、どのご夫婦も心が幸せいっぱいになるようです。
知らない人からの「おめでとう」のひと言はとてもパワフルです。
僕に撮影をオファーくださるご夫婦にはいつも感謝しています。
それと同じくらい、ご夫婦を幸せな気持ちにしてくれるアメリカ人にも感謝しています。
ご夫婦は、日本で言われるであろう一生分以上の「おめでとう」を一身に受けて日本帰国されます。
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竹部茂教/たけべしげよし
Shigeyoshi Takebe Photography
http://www.shigie.com
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ロサンゼルスを舞台に、夢見るジャズピアニストと女優のタマゴの恋愛映画『LALALAND』。
2016年12月公開のアメリカ映画です。
あれからもう2年も経つんですね。
もともとミュージカル(あるいはミュージカル映画)が好きな僕は、もちろんこの映画も大好き。
内容もいいですが、いかんせんお洒落でかっこいい。
色彩も素敵で、視覚・聴覚ともに楽しませてくれます。
日本でもこの映画は人気があったようですね。
僕のウェディングフォトのお客様の中には、今でも「LALALANDのロケ地で撮りたい」「LALALANDの雰囲気で撮りたい」と要望されるご夫婦がおられます。
ロケ地はロサンゼルス内に点在するため全部をめぐるのは難しく、場所によっては撮影ができないところもあります。
その点、行きやすかったのが上の写真の「Colorado Street Bridge」です。
そして昨日。
このご夫婦もLALALANDがお好きだというので、パサデナでの撮影の帰りに何枚か撮って差し上げようとこの橋に立ち寄りました。
すると、今までなかったフェンスが橋の両側に設置されているではありませんか。
1912年に建設されたColorado Street Bridge。
つい半年ほど前までは、映画で出てきたままの美しい姿でしたが、その趣を完全に阻害するフェンスが作られていました。
そこでふと思い出しました。
ここが自殺の名所だということを。
Colorado Street Bridgeは高さ45メートルのところにかかっており、歩道を歩きながら周りを見ると、かなり上空を歩いている気分になります。
ここからの投身自殺の防止です。
歩道の入り口に、その旨が書かれた看板が立っていました。
せっかくお連れしたのに残念でしたが、ご夫婦は「いえいえ、わざわざ来ていただいてありがとうございます。あの映画のファンとして、ここに来れただけで十分です」と言ってくださいました(感謝)。
この措置、景観を損ねるとか見た目が悪いとかそんなことはどうでもよくて、自殺防止ですから仕方ないですね。
ちなみに、この橋を歩くにはその近くに車を停める必要があります(橋の上では停まれません)。
下のマップ中の「Grand Ave.」周辺に駐車し、突き当りのロータリーを左に歩けば数秒で到着します。
以前のような趣はありませんが、ロケ地巡りをしたい方はぜひ歩いてみてください。
場所はこちら:MAP
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竹部茂教/たけべしげよし
Shigeyoshi Takebe Photography
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「猿の惑星」。
1968年のアメリカ映画です。
ご存知の方も多いと思いますが、その後、たくさん続編が作られている名作です。
上映当時、僕はまだ生まれていませんでしたが、おそらく小学校(8歳くらい)くらいの時でしょうか、TVでやっていたのをたまたま見ました。
何と言えばいいのか、全てのシーンでインパクトがあり、幼心に夢中で見たのを覚えています。
そしてあの有名なラストシーンですよ。
大どんでん返しというか、超ショッキングというか。
とにかく衝撃的でした。
あれから40年。
48歳になった僕は、先日お客様からのご要望の撮影地のロケハンに行きました。
ロケハンというのは、事前にロケーションを確認すること。
特に初めて行くところは、あらかじめ状況を把握しておかないと撮影できませんからね。
ご希望の地は「Point Dume」というこのビーチ。
場所はこちらです。
風光明媚で、地元の人しか来ないようなローカルのビーチでした。
写真左側に上に続く歩道があり、そこを上がること10分弱。
大絶景が待っていました。
日は変わって撮影当日。
新郎新婦をホテルにお迎えに上がり、現場に向かいました。
30分ほどの車中でご夫婦といろいろお話をしました。
僕:なぜPoint Dumeを指定されたのですか?僕はこちらに住んで17年になりますけど行ったことなかったですし、日本人の方からこの地を指定されるなんて思ってもいませんでしたよ。
奥様:私の好きな歌手(グループ)のPVのロケ地なんです。
僕:へー、そうでしたか。アメリカのグループですか?
奥様:いえ、日本人です。
僕:そうですか。
奥様:あと、私は観たことがないのですが、「猿の惑星」という映画のラストシーンのロケ地だそうです。
その瞬間、あの有名なシーンとロケハンの時に見た風景がピタッと合いました。
僕:えええええーーー、そうなんですか!ロケハンした時は気づきませんでしたが、今完全に一致しました。確かにそうですね、あの風景は!
と、僕は車内で一人で興奮してしまいました(恥)。
奥様には申し訳なかったのですが、その歌手のことはほとんど触れず…(苦笑)。
ちなみに、これがその場で撮った写真です。
昔の映画はロケ地がないと撮影できませんでした。
そして、その場に行ってセットを組んで撮影していました。
ですから「映画のロケ地」というものが確かに存在しました。
しかし今は、CGでいくらでもロケーションをクリエイトできる時代。
「映画のロケ地」がどんどんなくなっているそうです。
ところで、ロサンゼルスにはたくさんの映画のロケ地があります。
追って紹介していこうかと思っています。
あ、奥様がファンの歌手ってこれだと思います。
確かにPoint Dumeが映っていますので、ほぼ間違いないかと。
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竹部茂教/たけべしげよし
Shigeyoshi Takebe Photography
http://www.shigie.com
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